脂肪吸引の歴史
1921年
Dr. Charle Dujarrierはキュレット(鋭匙のようなもの)を用い、ダンサーの足から脂肪を摘出
1964年
Dr. Schruddeは、キュレッタで小さな切開をして足から脂肪を摘出
Dr. Pitanguy はブロックでの脂肪摘出法を発表するが、出血量が多いため血管の少ない部位に限定された。
1974年
イタリア/ローマDr. Arpadと Dr. Giorgio Fischerが、現代の脂肪吸引の元となる吸引チューブが接続されたカニューレを使用する技術(SAL)を開発。この当時は、大腿外側の脂肪を取り除くためだけに使用。
70年代中盤
その後、Dr.Yves-Gerard IllouzとDr.Fournierは様々なサイズのカニューレを使用することで、Dr.Fischerの吸引手技を全身に拡げる。
1977年
Dr.Arpad とDr.Georgio Fischerにより現代における電動回転カニューレを使用した脂肪吸引法が確立される。
1978年
脂肪吸引のパイオニアであるDr. Illouzにより、吸引前に脂肪組織へWET方式での脂肪吸引技術の術式を確立。
80年代
局所麻酔薬のみ使用の脂肪吸引の術式を確立。
1987年
Dr. Jeffery Kleinは、後に「チュメセント法」として知られる、希薄されたリドカイン、血管収縮による出血の制御を助けるエピネフリン、及び緩衝剤としての炭酸水素ナトリウムを使用し出血を低減し、血種と漿液腫の形成を低減する麻酔法を発表。
1989年
米国皮膚科学会により、脂肪吸引のケアに関する最初のガイドラインが承認される。
90年代
脂肪吸引は大きな発展を遂げる。
超音波アシスト脂肪吸引術がヨーロッパのDr. Zocciにより開発。
1992年
チュメセント脂肪吸引協議会が設立。
1994年
パワーアシスト脂肪吸引術(PAL)が初めて行われる。
1999年 – 2004年
最初のレーザーアシスト脂肪吸引機(LAL)が開発される。
2001年
超音波式脂肪吸引システム(UAL)が上市
2002年
電気パワーアシストの脂肪吸引技術の完成
2004年
水流アシストの脂肪吸引機が開発される
2011年
超音波式脂肪吸引機FDA認可取得
2015年
米国では豊胸手術を上回り、脂肪吸引が最も一般的に行われる美容整形手術となる
2018年
次世代レーザーアシスト脂肪吸引及び脂肪採取機(LAL)が FDA認可取得
2019年
次世代レーザーアシスト脂肪吸引及び脂肪採取機(LAL)が日本で上市
次世代レーザー式脂肪吸引(LAL)システムライポライフ
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生存率の高い脂肪注入術『beautifill(ビューティフィル)』
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