協会について

協会概要

日本ライポライフ協会は医師によって組織され、先進技術であるレーザーアシスティッドライポサクションシステム(LAL)による、従来の脂肪採取方法よりもより安全で、侵襲性の低いライポライフによって採取された自己脂肪「ビューティフィル」の採取から注入までの正しい使用方法及びその有用性の追求とプロセスを理解していただく為の協会です。

脂肪吸引は部分痩身やボディーコンツーリングを目的とした美容治療や、採取した脂肪細胞を顔面や手に注入する若返りを目的とした治療、胸に注入する豊胸治療などに欠かせない重要な医療技術です。美容のみならず、疾患の治療においてもリンパ浮腫に対する脂肪吸引や、顔面萎縮性病変や乳がん切除後の乳房再建に対する脂肪注入などが応用されています。

また、近年では採取のしやすさ、分化能の高さ、幹細胞の含有量の多さなどから皮下脂肪組織由来の間葉系幹細胞に注目が集まってきており、脂肪組織へのダメージを少なく採取する脂肪吸引技術の再生医療への応用も期待されています。


日本ライポライフ協会では、ライポライフで採取した脂肪「ビューティフィル」の注入技術が他の治療法と混同されず、正しく普及する事を目的に研鑽を続けて参ります。患者様が安心して受けられるより侵襲の低い治療、高い生存率の脂肪の幅広い領域での治療を医師が行えるよう積極的に意見交換し、臨床結果の向上を達成していく為の医療協会です。

挨拶

このたび日本ライポライフ協会の理事長に就任いたしました。

ライポライフ(Lipolife)は米国食品医薬品局(FDA)で承認されたレーザー式脂肪吸引装置です。脂肪細胞を破壊せず、細胞周囲の水分子をターゲットとした波長のレーザーを照射することにより、体へのダメージを抑え、効率的に脂肪吸引をおこなうことができます。

1920年台に世界で初めての脂肪吸引術が報告されて以来、さまざまな方式の脂肪吸引装置が開発されてきましたが、細胞レベルでのダメージを軽減したライポライフの技術革新は、医学の新しい扉を開く画期的なものと言えます。

美容治療における部分痩身やボディーコンツーリングを目的とした脂肪吸引治療では、術後の内出血や腫れなどのダウンタイムの短縮に効果的で、より安全で整容的な施術を可能にします。

また、ライポライフで採取された脂肪細胞による脂肪注入治療はビューティフィル(BeautiFil)と名付けられ、従来の方法で採取された脂肪細胞よりも活性が高く定着率も優れているのが特徴です。そのため顔面や手、乳房などへの若返りや増大を目的とした美容治療にも適しています。

さらに近年では脂肪組織に含まれる間葉系幹細胞を利用した再生医療の有効性にも注目が集まっており、ライポライフの応用範囲はこの分野にも広がってきています。

日本ライポライフ協会は、使用する医療従事者が適切な知識・手技を習得されるサポートをおこない、またライポライフを用いた治療に関する正しい情報を社会に発信するために発足しました。

ぜひ多くの方々にご参加いただき、本治療の普及に努めてまいりたいと思っております。

理事長 山田 秀和

協会会員への特典

  • 会員専用サポート(導入時や継続的なスキルのブラシュアップ)
  • 会員専用コンテンツ
  • 定期的なセミナーへの優先ご案内